介護ロボット普及・実証調査研究事業とは

　平成26年度、神奈川県から介護ロボットの普及に関連して受託した事業です。開発又は改良段階にある介護ロボットを介護施設・事業所へ貸し出すとともに、利用者への実証モニタリング調査を行うことにより、介護現場における介護ロボットの活用効果や、今後の普及に当たっての課題等を検証・研究します。このために、次の研究・事業を実施いたします。
  1. 地元横浜で開発されたコミュニケーション型ロボットPALRO(パルロ)を、介護施設等で使っていただき、その状況をモニタリング調査して、効果的な活用について研究します。
  2. 介護ロボットの普及と人材育成を図るため、介護ロボットを導入した施設等と協力し、介護ロボット活用セミナーを開催します。

PALROを使ったモニタリング調査

　すでに商品化されたロボットの介護現場での安全性や有効性を検証するというものです。平成26年度は前年度事業で一定の成果の上がった人工知能搭載のコミュニケーション型ロボットPALROを使い、介護施設での有効性を評価する実証調査を実施します。

　PALRO （パルロ）は、人工知能が搭載されたコミュニケーション型ロボットで、単独で１回約20分間の「レクリエーション」を行います。「レクリエーション」メニューは、無線LANによりインターネット通信を行って更新するので、365日飽きることなくお楽しみ頂ける種類があります。
　このほかにも PALRO は、
①人と挨拶を交わしたり
②人の顔や名前を覚えたり
③最新のニュースや天気を伝えたり
④軽い運動を伴うゲームやダンスを行ったり
⑤脳を活性化するクイズも出題したり
と、ご入居者、ご利用者の可愛いパートナーとしてもお使いいただけます。
あなたの介護現場でうまく活用してください

■PALRO貸与期間 約3カ月間。2014年6月下旬〜2014年9月末（予定）
　※事前に説明会・操作研修セミナーあり

介護ロボット活用セミナー

　PALROを使⽤している施設の⽅から活⽤状況について報告していただくとともに、効果的な活⽤⽅法を模索している事業所の⽅々や、介護ロボットの導⼊を検討している施設の⽅々との情報交換の場として介護ロボット活⽤セミナーを開催いたします。
　本年度は3回の開催を予定しております。日程等決まり次第、お知らせいたします。
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平成25年度　介護ロボット普及・実証調査研究事業

　昨年度、この事業の活動をホームページでお伝えしてきました。各施設での活躍の様子や活用セミナーのご案内などを、PDFファイルにまとめましたので、ご覧ください。

平成25年度　介護ロボット普及・実証調査研究事業報告書

　昨年度の「介護ロボット普及・実証調査研究事業」の報告書が完成しました。
本編及び資料編とそれぞれの章を、PDFファイルにまとめましたので、ご覧ください。

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